「人生最高の日」とは。
「人生最高の日」と聞いてあなたが思い浮かべる日はいつだろうか。
生きているとたまーに出逢える、心がとんでもなく震えて、この先もずっと忘れることのない特別な1日がきっと誰しにもあるだろう。
その中でも最も特別で最高だった日はいつ?
言うなれば「人生最高の日」。
私の「人生最高の日」は2017年12月17日。BackpackFESTAでDREAMプレゼンターとして自分の夢を語ったあの日。
たくさんの人に応援してもらって、400人の前で夢を語って、私の生きる世界が広がったあの日。
間違いなくあの日は私にとって特別な1日で、「人生最高の日」だった。
それからは大きな決断をする時や人と深く話すとき、そうやって事あるごとにDREAMのときのことを思い出していたし、その話をしていた気がする。
だけど今思えば「人生最高の日」が遠い昔の過去のことになってしまうことを恐れていただけなのかもしれない。
だって「人生最高の日」を作るのは簡単ではない。
この先それ以上の「人生最高の日」ができるかどうかなんて分からない。
だからなるべく定期的に思い出して話して、過去が本当に過去になってしまわないように
自分の中で過去を生かそうとしていたのかもしれない。
だけどもう、2017年12月17日は私にとって「人生最高の日」ではない。
2019年1月4日。これが今の私にとっての「人生最高の日」だ。
「700人満席でイベントをしたい」
「もう一度2年前立ったあの舞台で話したい」
「TABIPPOに出会えてよかったと最後みんなで笑いたい」
わたしは、わたしが死ぬほど手に入れたかったものを全部手に入れた。
「夢は叶う!」「夢が叶った」そう胸を張って言える初めての経験ができた日だった。
「人生最高の日」になったことは言うまでもない。
だけど、やっと気がついた。
全てを手に入れたとしても、夢を叶えたとしても、それまでと意外と何も変わらない「今日」がやってくる。
そしてまた「明日」がやってくる。
そう、後戻りはできない。
立ち止まるか前に進むかのどっちかしか選べない。
だったら私は前に進み続けていろんな景色を見たい。
過去にしがみつき、縛られる必要はない。
過去を生かし続けようとする必要もない。
なぜなら、いつだって自分次第で「人生最高の日」はアップデートできるから。
あんなに特別だと思っていた2017年12月17日もアップデートされた。
人生はいつだって自分次第。
人生は思っていたよりもずっと無限の可能性で溢れているのかもしれない。
「あの日が私の人生最高の日なんだ!」とそう決めつけてしまわない限り、いくつになっても可能性に溢れたワクワクする人生を歩めるのかもしれない。
過去に縛られることなく、私は前に進んでいきたい。
「人生最高の日」は振り返ったときに思い出すものじゃない。
掴みにいくものなんだ。
「人生最高の日」はいつだってこれからの未来にある。
私はそーゆー人生を歩みたい。
最高の経験ができたからこそ、その経験を手放せる強さをもつ人になりたいと思いました。
えみりー